日蓮宗　円融山　赤花　鬼子母神　法華寺

法華寺の四季

寺院名　　法華寺（通称　赤花の鬼子母神）

宗派　　　日蓮宗　身延山久遠寺を総本山と

　　　　　する

縁起　　　元和４年（１６１８年）、現在地

　　　　　に建立。まもなくして、裏鬼門に

　　　　　あたる神瀧山山頂に、法華寺の守

　　　　　護神として鬼子母神が祀られる。

　　　　　　以後、霊験新たかな鬼子母神と

　　　　　して、現在に至るまで、但馬一円

　　　　　から深い信仰を集めるようになる

　毎年４月の鬼子母神大祭には、ご尊像を山頂より法華寺本堂に移し、大祈祷会を厳修する。

　この時には、近畿一円より多くの参拝者のお参りがある。

（写真：４月の法華寺境内の桜）

法華寺から裏山へ、徒歩１０分の所に、滝修行の霊場がある。

滝行は四季を通じて、受け入れている。

京阪神を中心に、心と身体を清め、前向きに人生を歩もうと、修養道場に来られる方が多い。

（写真：滝行）

毎年４月の、第３土曜、翌日の日曜の二日間、普段は、神瀧山山頂に奉安している、鬼子母神のご尊像を、法華寺本堂にまで、お迎えして、春の鬼子母神大祭を勤修している。

この時には、但馬一円を中心に、多くの信者さんがお参りして、本堂は大いに賑わう。

（写真：４月の第３日曜日の夕方、ご尊像を山へお返しに）

毎年、年末には山門前に、門松を製作して、新年を迎える準備をする。

竹・松などは裏山から伐ってくる。

年末の晴れの日を選んで、半日かけて製作する。

１２月３１日、午後１１時３０分から、今年１年の平穏無事を感謝するとともに、新年のご多幸を願って、歳末法要を厳修する。

また、時を同じくして、山門の上に置かれている、梵鐘を１０８回、打ち鳴らす。

梵鐘は誰でも打ち鳴らすことができる。

（写真：山門前に、門松が完成したところ）